リスクマネジメント

各制作段階におけるリスク排除

原稿受入れの段階から納品まで、起こりうる様々なリスクを各工程において排除する取り組みを行っています。

  • 出校前
    原稿やデータを次工程に渡す前に、作業者や担当者が事前に内部校正を行います。
  • 印刷前
    印刷用の版とデータに相違がないか、デジタルチェックを行います。
  • 印刷/封入封緘
    印刷機、封入封緘機とも年一回以上の定期点検を実施、不具合はメーカーによる修理・調整をタイムリーに行い、点検表に基づく消耗品の交換サイクル管理と合わせ、万全な状態を維持しています。
  • 出荷前
    窓・厚み・重量検査装置によるチェックを全て実施し、作業管理者による抜き取り開封検品も並行して行っています。
機械と目視による厳重な検品体制
機械と目視による厳重な検品体制

工場内セキュリティに関する対策

本社工場の封入封緘等の作業場内には、多数の監視カメラを設置。
映像はマルチモニタに集約され、管理者がリアルタイムで作業の状況や内容、人の出入りなどをチェック・監視しています。
また、全ての映像は常時記録され、不測の事態に対処する重要なリソースになります。
最新の警備・入退館管理システムを導入し、関係者の入退室をリアルタイムで監視しています。

カメラにより人手の出入りをチェック

機密文書処理・重要用紙の識別・廃棄

返却を必要としない校正紙や、損紙、不適合品は、重要用紙廃棄専用箱にて処理するほか、重要用紙管理記録票によりトレーサビリティを確実にしています。重要用紙は紛失、盗難を避ける処置をした、専用の隔離された場所に保管管理します。
使用済みの刷版は、再使用不可状態にし廃棄します。データの廃棄については、電子媒体、ハードディスクから物理的に消去します。

入館者等の厳格管理

工場内は、原稿類、重要用紙印刷物ならびに重要書類、データ等のセキュリティ対策の一環として、部外者の入館を制限しています。工事関係者及び清掃業者等は専用の腕章、来訪者は入館許可証を着用を義務付けしています。携帯電話の持ち込みも禁止としています。

輸送時のセキュリティ

GPSによる追跡システムを導入

運転手は常に Air Tag(エアタグ)を携帯しており、配送事務所ではその所在をリアルタイムで把握できる体制を構築し、不測の事態に備えています

災害発生時のリスク対策

事業協同組合EPC-JAPAN

新潟県外の同業13社と生産協力体制『EPC-JAPAN』を構築し、万が一共同体の一員が事業継続危機に瀕しても、他の参画企業が補完できる体制を整えております。

【事例】
EPC-JAPANでは、災害等の緊急時に速やかに事業を復旧・継続できるよう、BCP(事業継続化計画)に関する協定を各社で結んでおり、東日本大震災時には、株式会社ユーメディア の印刷を行う『せんだいタウン情報S-style』の発行を当社にてバックアップいたしました。